NGOとは??
(「国際協力NGOセンターホームページ」より抜粋)

  貧困、飢餓、環境など、世界的な問題に対して、政府や国際機関とは違う”民間”の立場から、国境や民族、宗教の壁を越え、利益を目的とせずにこれらの問題に取り組む団体のことです。
  NGO(エヌ・ジー・オー)とは、英語の Nongovermental Organization の頭文字をとった略称で、日本では「非政府組織」と訳されています。

  NGOは、苦しい状況にある人々が自分達で生活を向上できるよう、資金や技術を提供したり、災害時に救援物資を届けたりしています。また、政府の政策をより良くするための提案や、社会にもっとこれらの問題を考えてもらうPRを行っている人々もいます。



NGOの基本的性格

・市民の自発的な参加で支えられている。
・政府、事業から自立し、自律した運営を行う。
・利潤の追求や配分が目的ではない。



NGOの特徴

機動性:緊急のとき、すぐに現場に駆けつけることができる。
柔軟性:現場の状況やニーズの変化に合わせて、柔軟に対応できる。
きめ細やかな対応:現地の人々のニーズを細かく把握し、活動内容に反映できる。



                                     
                                                                             
                                                                             
                                                                             
                                                                             
                                                                             
                                                                             
                                                                             
                                                                                 

NGOについての Q&A

Q1.どんな活動をしているの?
  A:主に、開発・環境・人権・平和の4つの分野において、児童教育保健医療職業訓練ジェンダー・女性植林復興支援などの活動を行っています。



Q2.NGOに参加するには、どうしたらいいの?
  A:NGO主催のイベントやセミナーに参加するというのが一般的ですが、その他にも古切手を集めて送ったり、フェアトレード(*)の商品を買ったり、NGO団体に寄付をするということも、重要なNGO参加の一つです。

  *フェアトレード(公正取引)
   国際的な労働、環境保護主義、社会政策の観点から、手工芸品から農業製品まで様々な商品の取引について公正な取引を推進しようとする社会運動。
   主に、発展途上国から先進国に対する輸出を運動の対象とする。




Q3.NGOはボランティア団体なの?
  A:NGO=ボランティア団体ではありません。活動に関わっている人はすべて無給奉仕だと思われている場合が多いのですが、全員がボランティアではありません。有償の常勤職員を置く団体は約半数で、10年前に比べると、専門性を持った有償スタッフとしてNGOに関わる人の数は増えています。





 日本は現在まで、多くの人たちがNGOに関わってきました。今、NGOはとても身近な存在になりつつあります。一人ではできないこともNGOでならできるかもしれません。
 一人一人の思いが、NGOを通して活動していくことで大きな影響力を持ち、現状を変える力になるはずです。

 皆さんも、ぜひ一度NGOに参加してみてはいかがですか?