〜ボランティアをはじめる前に〜

    

− ボランティアって何? −

1.自主性・自発性
  「ボランティア」という言葉の語源は、ラテン語の「Voluntas」=自由有志、英語で「Volunteer」=有志、志願兵などです。このことから、ボランティアとは、自分自身の意思で行われる行為であり、他から強制されたりするものではありません。
  そして、ボランティア活動を通じて自分から積極的に取り組めるものが出てくれば、「自発性」を成長させることにもなり、自己表現の第一歩になるかもしれません。

2.無償性・無給性
  ボランティア活動には、自分の意思で参加するのであり、させていただくのであるから、活動に対する報酬や対価を期待するものではありません。

3.社会性・連帯性
  自発性の高い活動ではありますが、自分の利益を考えるのではなく、社会や地域を良くするための活動であるということを認識する事が大切です。
     人と人との関係の中で活動することから、活動に対して責任を持つ必要があります。

4.継続性・創造性・先駆性
  ボランティア活動において、すぐに目に見える結果というものは、なかなか見つけることが難しいことです。しかし、貴方が活動に参加されることを期待している人がいます。
  自分にできることから、自分のペースで無理のないように行ってください。

                                                                             
                                                                             
                                                                             
                                                                             
                                                                             
                                                                             
                                                                             
                                                                             
                                                                             
                                                                             

    

− ボランティア活動の心構え −

1.秘密を守る
  活動に参加することにより、個人に接する機会が増え、信頼関係が築かれています。
  他人に知られたくないような個人情報に触れる場面が出てきますが、そのような場面に直面しても、個人のプライバシーに関わる秘密は守り、他言しないで下さい。

2.謙虚さを忘れずに
  相手の方の意思や考え方を尊重し、「してやっている」のではなく、むしろ「させていただいている」くらいの謙虚さや優しい気持ちを大切にしてください。
  そして、たえず学ぶ姿勢を持って人に接してください。

3.コミュニケーションの大切さ
  ボランティア活動は、自分一人でだけではできません。人と人との関係を大切にし、共に助け合って活動していくために、挨拶はいつも明るく、さわやかに、しっかりと相手とコミュニケーションをとることを大切にしましょう。

4.平等
  活動の中で、どのような方々に接することがあっても、特別視せずに接していくことが大切です。