いつも使っているWindowsですが、その使い方は使う人によってさまざまです。ここでは知ってる人は知っているという(当たり前)Windowsの利用法を初級編・中級編・上級編に分けて紹介します。始めはあまり多くはありませんが、すこしづつ増やしていく予定です。こんな技があったのかと思ったら試してみてください。他にもこんな技がありますよ、教えてあげてもいいですよという方はぜひFCOM事務局へお知らせください、ホームページ上で紹介したいと思います。 |
■超初級編? ■初級編 ■中級編 ■上級編(細心の注意をお忘れなく)
(注)Windows98、DOS/V機を対象にしています。 |
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■電卓を使う |
パソコンで文章などを書いてる途中、ちょっとした計算をしたいことはありませんか。わざわざ表計算を使うほどではなくちょっと電卓があればいいというときに、ちゃんと電卓があります。手元に電卓があればそれを使えばいいのですが、わざわざ探しに行くのも面倒なときに思い出してください。 ★操作方法 1.「スタート」->「プログラム」->「アクセサリー」->「電卓」の順に選択し電卓を起動します。 2.あとは普通の電卓を使うのとほとんど同じです。違うのはかけ算が「*」わり算が「/」を使うということと、計算結果をコピーできるということ。計算結果をコピー&ペーストすれば、わざわざ再入力する手間がはぶけるし入力間違いもありません。 少し複雑な計算をするときは中級編をどうぞ。 |
■日本語入力切替の簡単操作 |
最低でもこれだけは覚えましょう。日本語の文章や英数字を入力をするときにMS−IMEやATOKを起動したり終了させたりしますが、初心者のかたがマウスを使って操作するのをよく見かけます。また全角半角の切替もマウスで操作しているのを見かけます。マウスを使わずにこれらの操作ができます。とても簡単で便利ですから今すぐ覚えましょう。 ★操作方法 1.MS−IMEやATOKの起動・終了 キーボードの「Alt」キーと「半角/全角」キーを同時に押します。(たったこれだけです。) 一回押すと起動しもう一回押すと終了します。(一回押す毎に起動・終了の操作になります。) キーを同時に押す方法 -> まず「Alt」キーを左手親指で押したままにします。次に同じく左手の小指以外の指で「半角/全角」キーをポンッと押します。(ポンッと押すのがポイントです。小指以外の指で押す理由は小指で押してみると分かります。) 2.日本語と英数字の切替 ATOKの場合 -> スペースキーの右横の「前候補変換(次候補)」キーを押す毎に日本語と英数字(半角)が切り替わります。 MS−IMEの場合 -> 「半角/全角」キーを押す毎に日本語と英数字(半角)が切り替わります。 |
■エクスプローラでのファイルの移動やコピー |
エクスプローラでドラッグ・アンド・ドロップを使いファイルやフォルダの移動やコピーをしようとして、移動するつもりがコピーになったり(逆もあり)ショートカットができてしまったりしたことはありませんか。マウスの右ボタンを使用することで思っているとおりの操作ができます。 ★操作方法 1.対象のファイルやフォルダを選択します。 2.マウスの右ボタンを押したまま、目的の場所へドラッグ・アンド・ドロップすると処理内容を確認する画面が表示されます。 3.表示された処理内容から行いたい処理を選択します。 |
■パソコンが固まったとき(フリーズしたとき) |
ソフトが途中で反応しなくなってしまうことがたまにあります。そんな時、いきなり電源を切っていませんか。(パソコンに大きなダメージを与えることがあります。)いきなり電源を切る前に試してみてください。 ★操作方法 1.「Ctrl」と「Alt」と「Del」の3つのキーを同時に押すと「プログラムの強制終了」の画面が表示されます。 表示されない場合もあります。その時は電源を切ります。 2.画面に「応答なし」と表示されているソフトを選択し、「終了」ボタンを押します。「応答なし」が複数あるときは、「応答なし」がなくなるまで繰り返します。 以上の操作で回復することがあります。回復したらいったんWindowsを再起動した方がいいでしょう。 |
■ディスクの整理 |
Windowsを使っているとファイルやフォルダを削除することも多くなります。またインターネットでホームページを見る回数も増えてきます。削除したファイルやフォルダはゴミ箱へホームページの閲覧履歴はヒストリーに保存されます。何もしなければ知らず知らずのうちに大きな容量になってしまいます。たまには不要なファイルを整理しましょう。 ★操作方法 1.「スタート」->「プログラム」->「アクセサリー」->「システムツール」->「ディスククリーンアップ」の順に選択し「ディスククリーンアップ」を起動します。 2.「ドライブの選択」画面が表示されますから、クリーンアップしたいドライブを選択します。通常Cドライブが選択されているはずですから確認して「OK」ボタンを押します。 3.ディスククリーンアップの画面に削除するファイルの容量が表示されます。 4.削除してよければ「OK」ボタンを押します。 削除したくない場合は「キャンセル」ボタンを押すと削除せずに終了します。 ゴミ箱だけを空にしたいときは、ゴミ箱を開いて「ファイル」->「ゴミ箱を空にする」を選択します。 |
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■画面に表示されている内容をそのまま画像として保存する |
画面に表示されている内容をそのまま画像ファイルとして保存できます。保存したファイルはWORDや一太郎などのワープロソフトはもちろんEXCELやその他のソフト(画像ファイルを使えるソフト)でも利用できます。 ★操作方法 1.保存しておきたい画面を表示させます。 2.キーボードの「Print Screen」キーか「PrtSc SysRq」キーを押します。(目には見えませんが、クリップボードにコピーされます。) 3.ペイントを起動します。(「スタート」->「プログラム」->「アクセサリー」->「ペイント」) 4.ペイントで「編集」->「貼り付け」を行うと2でキーを押したときの画面がペイントに表示されます。 5.「ファイル」->「名前を付けて保存」を選択し、適当な名前を付けて保存します。 |
■IEでの印刷 |
インターネットで気に入ったホームページを印刷したとき画面には表示されているのに印刷されない。そういうときは設定を変更すれば表示にちかい印刷ができます。 ★操作方法 1.IE5.0を起動し「ツール」->「インターネットオプション」でインターネットオプション画面を表示させます。 2.インターネットオプション画面で「詳細設定」タブをクリックします。 3.詳細設定画面を一番下までスクロールして「背景の色とイメージを印刷する」にチェックを入れ「OK」ボタンを押します。 これで設定終了です。この設定以後の印刷は画面にちかいものになります。もとに戻す場合は「背景の色とイメージを印刷する」のチェックをはずします。 |
■クイック起動を使う |
スタートボタンの右側にある「クイック起動」を使うとソフトを簡単に起動できます。よく使うソフトはここに登録しておくことで、「スタート」ボタンを使わずにアイコンをクリックするだけで起動できます。
★操作方法 1.「スタート」->「プログラム」で登録したいソフトを選んで、マウスの右ボタンで「クイック起動」へドラッグ・アンド・ドロップします。 2.マウスの右ボタンをはなすとメニュー(ショートカットの作成、移動、コピー)が表示されるので、コピーを選びます。 左ボタンでドラッグ・アンド・ドロップした場合は、メニューが表示されずショートカットが作成されます。 |
■Windowsのツールでバックアップする |
複数のファイルをまとめてバックアップするのに便利なツールがWindows98に付属しているのをご存じですか?圧縮もしてくれます。 大切なファイルは定期的にバックアップをとりましょう。せっかくのデータが消えて無くなったときのショックは、味わった人しかわかりません、そして困ったことにそのショックを味わうまではデータが消えるなんて思いもしないのです。 ★操作方法 1.「スタート」->「プログラム」->「アクセサリー」->「システムツール」->「バックアップ」の順に選択しバックアップを起動するとバックアップウィザードが起動します。 2.「新規バックアップジョブの作成」を選んで「次へ」のボタンを押します。 3.バックアップする内容の設定画面で「選択したファイル、フォルダ、ドライブのバックアップ」を選んで「次へ」のボタンを押します。こちらを選ばなければ全てのファイルとフォルダを選択したことになりますから要注意。 4.バックアップするファイルやフォルダの指定画面になりますから、バックアップしたいものにチェックをし、「次へ」のボタンを押します。 5.バックアップするファイルの指定画面になりますから「選択したファイル全て」を選んで「次へ」のボタンを押します。 6.バックアップ先の指定画面になりますから「保存する場所」を指定します。初期設定ではCドライブになっているので変更します。MOやZIPをお持ちならそちらへ保存するようにできます。CD−Rなどに保存しておきたいときは、一度ハードディスクに保存してからコピーしましょう。 7.バックアップ方法の指定画面になりますからオプションの両方をチェックして「次へ」のボタンを押します。 8.バックアップ名をつけ「開始」ボタンを押すとバックアップが始まります。 |
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■電卓を使う(複雑な計算をするとき) |
パソコンで文章などを書いてる途中、ちょっとややこしい計算をしたいことはありませんか。わざわざ表計算を使うほどではなくちょっと電卓があればいいというときに、メモ帳を併用するとややこしい計算(途中の計算結果をメモったりする必要があるときなど)も簡単確実です。 ★操作方法 1.「スタート」->「プログラム」->「アクセサリー」->「電卓」の順に選択し電卓を起動します。 2.「スタート」->「プログラム」->「アクセサリー」->「メモ帳」の順に選択しメモ帳を起動します。 3.計算式をメモ帳に入力します。 (例) (100/5)+(200*0.4)-(300/6)= このとき最後に必ず = をつけてください。 4.メモ帳に入力した式をコピーして電卓に貼り付けると計算結果が表示されます。 例の内容は暗算でもできますが、桁数が増えたり式がもっと複雑になったときは重宝しますよ。 |
■Explorerで画像をサムネイル表示 |
パソコンに保存している気に入った絵や写真などの画像ファイルを探すときに手間取ったことはありませんか。ファイル名や拡張子をたよりに探そうとしてもなかなか目的のファイルにたどり着けないことがあります。フォルダ内の画像ファイルをサムネイル表示できるように設定しておけば目で見て探すことができるので非常に便利です。 ★操作方法 1.エクスプローラを起動しサムネイル表示させたいフォルダを選択します。(選択するだけ、開いたらダメです。) 2.選択したフォルダを右クリックして「プロパティ」を選びます。 3.「全般タブ」の「縮小表示を使用」をチェックし「OK」ボタンを押し、いったんエクスプローラを終了します。 4.もう一度エクスプローラを起動し、サムネイル表示したいフォルダを開きます。 5.「表示」->「縮小版」を選択すると画像ファイルがサムネイル表示されます。 ファイルの数が多すぎて表示に時間がかかる場合は、フォルダを分けるといいでしょう。 |
■システムファイルをチェックし、異常があれば修復する |
Windowsのシステムファイルに異常がある場合、動作が不安定になったり起動しなくなったりします。このシステムファイルをチェックして異常があれば修復するツールがWindowsに付属しています。新しいソフトをインストールした後などで、動作が不安定になったときなどに実行すると回復するかもしれません。 ★操作方法 1.「スタート」->「プログラム」->「アクセサリー」->「システムツール」->「システム情報」の順に選択しシステム情報を起動します。 2.「ツール」->「システムファイルチェッカー」を選びます。 3.「変更のあったファイルをスキャンする」がチェックされているのを確認して「開始」ボタンを押します。 4.異常のあるシステムファイルがある場合、メッセージが表示されるので処理を選択します。 5.ファイルを修復する場合は、正しいシステムファイルをコピーするための参照元を指定します。 通常は参照元を「c:\Windows\Option\Cabs」に指定すればよいのですが、機種によってはフォルダが無いこともあります。その場合は、 WindowsのCD-ROMを参照元に指定します。 |
■ショートカットのアイコンを変更する |
ショートカットのアイコンは変更できます。人とは違ったアイコンで楽しんでみては。 ★操作方法 1.変更したいショートカットを右クリックしてプロパティを開きます。 2.ショートカットタブの「アイコンの変更」ボタンを押すとアイコンの変更ダイアログボックスが開き、アイコンの一覧が表示されます。 この中から選んでもいいし、別のアイコンを選ぶこともできます。(方法は以下のとおりです) 3.参照ボタンを押してファイルを指定し、「開く」ボタンを押します。表示されたアイコンから気に入ったものを選びます。 アイコンを含むファイルの例として \windows\moricon.dll や \windows\system\cool.dll があります。 また自分でアイコンを作ってしまえばオリジナルのショートカットができあがります。 |
■CD-ROMの自動起動を変更する |
CD-ROMをドライブにセットすると自動的にCD-ROMにあるプログラムやメニューが起動するという機能があります。パソコンに慣れないうちは便利な機能ですが、慣れてきて「じゃまだな」と感じたことはありませんか? この機能を使わないようにする事ができます、また使いたくなればもとに戻すこともできます。 ★操作方法 1.「コントロールパネル」の「システム」を開いて「デバイスマネージャ」タブをクリックします。 2.CD-ROMのプロパティを開いて設定タブをクリックします。 3.オプションの「挿入の自動通知」のチェックをはずして「OK」ボタンを押します。 4.Windowsを再起動します。 これで自動再生機能は働かなくなります。この機能を使いたくなったら「挿入の自動通知」をチェックして再起動すれば自動再生機能が有効になります。 |
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■レジストリを最適化する |
Windows98に標準添付の「レジストリチェッカ」を使ってレジストリの再構築を行うことができます。レジストリはソフトのインストールや削除接続機器の設定などの作業を行う毎に変更されます。その繰り返しによってレジストリが大きくなりシステムの動作が遅くなるなどの現象が現れたりすることがあります。「レジストリチェッカ」はそのレジストリを最適化してくれます。なお「レジストリチェッカ」はMS−DOSで動作させます。 ★操作方法 1.Windowsを起動し、「MS−DOSモードで再起動する」を選んでWindowsを終了します。 2.MS−DOSモードで起動したら「C:\>」または「C:\WINDOWS>」と画面に表示されます。「C:\>」と表示された場合は「cd windows」と入力すると「C:\WINDOWS>」の表示になります。 3.「C:\WINDOWS>」になったら「scanreg /fix」と入力しEnterキーを押すと最適化を開始します。 (最適化には場合によってかなり時間がかかります。) 4.最適化が終了するとメッセージが表示されるのでEnterキーを押すと「C:\WINDOWS>」の表示になります。 5.「exit」と入力してEnterキーを押します。 |